コンテンツへスキップ

記事: ~冷え性と睡眠~

~冷え性と睡眠~

~冷え性と睡眠~

 

「美容と健康のためには睡眠が大事」

 

これは誰もが一度は耳にしたことのある言葉ではないでしょうか。

けれど現実はどうでしょう。

 

仕事に家事、育児・・・。

やらなければならないことに追われ、「24時間じゃ足りない」と感じることは少なくありません。

睡眠が大切だと分かっていても、十分な時間を確保するのは簡単ではありません。

だからこそ大切なのは、限られた時間の中で、いかに質の良い睡眠をとるかということです。

 

今回は、冬の時期に多い「冷え」と「睡眠」の関係、そして今日からできる冷え対策についてお話しします。

 

冷えが睡眠の質を下げてしまう理由

 

冬になると、

・なかなか寝つけない

・夜中に目が覚めてしまう

・朝すっきり起きられない

といったお悩みが増えます。

その原因のひとつが「冷え」です。

 

私たちの身体は眠るときに深部体温(身体の内部の温度)を下げる必要があります。そのために、手足の血管を広げて熱を外に逃がします。

つまり、手足が温かくなることは、眠りに入るための大切なサインなのです。

ところが冷え性の場合、末端の血流が悪く、手足が温まらないため、スムーズに眠りへ移行できません。

 

ひとことで「冷え性」といっても、

・全身型

・末端型

・内臓型

・下半身型

などさまざまなタイプがあります。

ご自身のタイプを知ることで、より効果的な対策が見えてきます。

 

全身型

一年を通して全身が冷えやすく、基礎代謝が低下しているタイプです。

疲れやすさや慢性的なだるさを感じる方も少なくありません。

 

原因として、ストレスや生活習慣の乱れが関係します。

対策としては、

・生活習慣の見直し

・体質に合わせた漢方薬を取り入れることも選択肢のひとつです。

等が有効ですが、改善しない場合は疾患が原因となっていることもあるため、医療機関を受診しましょう。

 

末端型

手足の先が特に冷えやすいタイプです。

私自身もこのタイプで、冬は手足がなかなか温まらず、眠りにくさを感じることがあります。

末端が冷える背景には、体幹部の冷えや自律神経の乱れが隠れていることもあります。

 

対策としては、

・首元(首・手首・足首)を冷やさない

・お腹など体幹部分をしっかり保温する

・心身をリラックスさせる時間を意識的につくる

といったことが大切です。

身体の中心を温めることで、自然と末端にも血流が行き届きやすくなります。

 

内臓型

手足はそれほど冷えていないのに、二の腕やお腹を触ると冷たいタイプです。

内臓が冷えていると、胃腸の働きが低下し、便秘や下痢、むくみなどの不調につながることがあります。

 

このタイプの方は、

・腹巻きやカイロを活用しお腹や背中を温める

・冷たい飲み物を控える

といった対策が有効です。

 

下半身型

腰から下の下半身に冷えを感じるタイプです。

このタイプは血行不良が原因となることがあるため、

対策としては

座りっぱなしにならないよう、マッサージやストレッチ等で血行を良くしてあげることが大切です。

 

ここからは私が実践している冷え対策を紹介します。

 

冷え対策食事で身体の内側から温める

 

身体を温める食材として有名なのが「生姜」です。

生姜にはショウガオール、ジンゲロールといった辛み成分が含まれており、血行を促進し、身体を内側から温める働きがあるといわれています。

寒い季節になると、スーパーや薬局で生姜湯が販売されているのをよく見かけますが、それにはきちんと理由があります。

 

その他にも、身体を温める食材には次のようなものがあります。

・冬が旬の食材

・根菜類(にんじん、ごぼう、れんこんなど)

・タンパク質を多く含む肉や魚

 

反対に、

・夏が旬の食べ物

・白砂糖

・コーヒー

などは身体を冷やしやすいといわれています。

 

コーヒーをよく飲まれる方は、カフェインを含まないダンディライオン(たんぽぽ)コーヒーに置き換えてみるのもひとつの方法です。

 

冷え対策湯たんぽで末端を直接温める

 

手足が冷えて眠れない方には、湯たんぽがおすすめです。

最近は、毎回お湯を沸かす必要のない充電式タイプもあり、とても便利です。

 

布団に入る前に足元を温めておくと、眠りへの入りがスムーズになります。

ただし、低温やけどを防ぐため、必ずカバーをつけ、直接肌に触れないように注意しましょう。

 

冷え対策入浴は温度がポイント

 

忙しいと、ついシャワーだけで済ませてしまいがちですが、できれば浴槽に浸かることをおすすめします。

理想的なお湯の温度は3840度程度。

 

寒い日は熱めのお湯に入りたくなりますが、熱すぎるお湯(42度以上)は交感神経を刺激し、かえって身体に負担をかけてしまいます。

 

ぬるめのお湯にゆっくり1015分ほど浸かることで、副交感神経が優位になり、リラックスした状態で眠りに入りやすくなります。

 

毎日は難しくても、週に1回でも構いません。

「自分を整える時間」として、ぜひ取り入れてみてください。

 

冷え対策温かい飲み物で内側からリラックス

 

ハーブティーでは

・ジャーマンカモミール

・リンデン

等が効果的です。

 

ジャーマンカモミールは世界中で親しまれているハーブで、冷えや睡眠の悩み、胃の不快感などに用いられることがあります。やや独特な風味があるため、ハーブ初心者の方は飲みにくく感じるかもしれません。その場合は、少量のミルクを加えると飲みやすくなります。キク科アレルギーの方は注意が必要です。

リンデンに含まれるファルネソールという成分は、不安や興奮を鎮め、心身の緊張をやわらげるといわれています。また、フラボノイドを含む発汗ハーブとしても知られています。

 

眠る前の一杯は、「身体を温める」だけでなく、「心をゆるめる」時間にもなります。

 

アルコールを楽しまれる方におすすめなのがホットワインです。

赤ワインにシナモンやスターアニス、レモンやオレンジなどのスパイスや柑橘類を加えることで、身体を温めるサポートが期待できます。

ただ、飲みすぎには注意してくださいね。

 

冷え対策アロマで嗅覚からリラックス

 

香りもまた、自律神経に大きく影響します。

 

おすすめの精油は、

・ラベンダー

・ゼラニウム

・オレンジやマンダリンなどのシトラス系

があげられます。

リラックスタイムに取り入れられることが多く、穏やかな眠りをサポートするといわれています。

ディフューザーを使ったり、ティッシュに1滴垂らして枕元に置いたりしてもいいでしょう。

 

 

睡眠は、最高の美容習慣

 

私たちの身体は、眠っている間に修復と再生を行っています。

 

成長ホルモンの分泌

肌のターンオーバー

自律神経の調整

脳の情報整理

 

どれも、美容と健康に直結する重要な働きです。

 

24時間は誰にとっても平等です。

だからこそ、「睡眠時間を増やす」のではなく、

睡眠の質を高める工夫をすることが大切です。

 

冷えを整えることは、その第一歩です。

 

今季は厳しい寒波の影響もあり、まだまだ冷え込む日が続きます。

身体を内側からやさしく温め、自分の身体を労わってくださいね。

 

 

RECENTRY COLUMN