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記事: ~「なんとなく不調」はストレスが原因?~

~「なんとなく不調」はストレスが原因?~

~「なんとなく不調」はストレスが原因?~

春になると
・体がだるい
・眠いのに眠りが浅い
・気分が落ち込みやすい
・肌の調子が安定しない

といった「なんとなく不調」を感じる方が増えてきます。

冬から春へと季節が移り変わり、新年度に入る時期は、気温や生活習慣の変化が重なり、体にとって大きな負担がかかりやすい時期でもあります。

その背景にあるのが、ストレスと自律神経の乱れです。

■ストレスが体にあたえる影響
ストレスとは外部からの刺激によって、内部環境にゆがみが生じた状態のことを指します。
この刺激をストレッサーといい、その結果起こる反応をストレス反応といいます。
そのストレッサーには環境的ストレッサー、身体的ストレッサー、社会的ストレッサー、心理的ストレッサー等があります。

・寒暖差
・病気やケガ
・仕事や家庭、転居等の環境の変化
・緊張、不安、喜び
等もすべて体にとってはストレスになります。

私たちの体は、ストレスを感じるとそれに対処するために防御反応を起こします。この反応は生きていくうえでとても重要な仕組みで、すべてのストレスが悪いわけではなく、適度なストレスが緊張感としてあるからこそ、適応能力が育まれたり、モチベーションをあげたり、良いストレスとなることもあります。

しかし、ストレスが長く続いたり、度合いを超えたりすると、体に負担がかかり、不調として現れることがあります。

■ストレスがかかると体では何が起こる?
わたしたちの体は自律神経、ホルモン、免疫によって支えられています。
ストレスを感じると、まず脳が反応します。
ここから体に指令が送られると、副腎から抗ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールが分泌されます。

コルチゾールは体を守るために様々な臓器に作用し、
・血圧上昇
・血糖値上昇
・心拍数上昇
といった働きがみられます。

同時に、自律神経のうち、交感神経が優位になり、体が緊張状態になります。
本来は短時間であれば問題ありませんが、この状態が長く続くと体は休まることができず、心身の不調につながります。

ストレスは心、体、行動といったストレス反応が出ることがあります。
心の反応→不安やイライラなど
体の反応→動悸、頭痛、不眠など
行動→仕事のミス、飲酒、過食など
があり、肥満、糖尿病、高血圧症等の生活習慣のリスクを高める要因になることも知られています。

■ストレスは美容の敵!?
ストレスは体調だけでなく、肌にも影響を与えることがあります。

ストレスが続くと
・血流が低下する
・活性酸素が増える
・ターンオーバーが乱れる
といった変化が起こるといわれています。

その結果、
・肌荒れ
・くすみ
・乾燥
・ニキビ
・ハリの低下
等の肌トラブルにつながることがあります。

美容の観点からみても、ストレスケアはとても大切な要素のひとつです。

■日常生活でできるストレスケア
ストレスを完全に避けることは難しいですが、日常生活の中でストレッサーへの対処を身につけて、つきあっていくことが大切です。

〇入浴
38~40度のぬるめのお湯にゆっくりつかることで、副交感神経が優位になり、体がリラックスします。お好みの入浴剤もいいでしょう。

〇睡眠
睡眠は自律神経を整えるための重要な時間です。就寝前のスマートフォンやタブレット等の使用を控え、できるだけリラックスした状態で眠ることを意識しましょう。

〇軽い運動
散歩やストレッチ等の軽い運動も、血流をよくし、ストレス解消に役立ちます。

■ハーブ
リラックス系のハーブを取り入れる方法もあります。

〇レモンバーム
レモンのようなさわやかな香りが特徴のハーブで、心身のデリケートな状態を穏やかにサポートします。

〇ジャーマンカモミール
リラックスタイムの定番としてよく知られており、私自身も毎日のんでいるハーブティーです。

■アロマ
ハーブティーと同様に、アロマの香りを取り入れることもストレスケアの方法のひとつです。
香りは嗅覚を通して脳に伝わり、感情や自律神経をつかさどる部分に働きかけるといわれています。

〇ラベンダー
リラックス作用でよく知られている精油です。酢酸リナリルやリナロールという成分が、ストレスによるイライラや興奮を鎮め、精神的な安定をもたらすといわれています。

〇ゼラニウム
バラの香りに似た甘く優しい香りで、心と体のバランスを整えるサポートをするといわれています。

〇オレンジ・マンダリン
柑橘系の香りが気分を明るくし、緊張を和らげる作用が期待されています。

■インナーケアとしてプラセンタの選択
生活習慣を整えることが基本ですが、忙しい毎日の中で完璧に実践することは簡単ではありません。
そのため近年は、体の内側からコンディションを整える「インナーケア」に注目する方も増えています。

プラセンタにはアミノ酸や成長因子等、身体のコンディション維持をサポートするといわれる成分が含まれており、健やかな体づくりや、美容維持を助ける効果が期待されます。

―ストレス社会の中で健やかに過ごすために

新年度は新しい季節の始まりであると同時に、体にとって変化の多い時期でもあります。

なんとなく不調を感じた時は無理をするのではなく、体をいたわる時間を作ることも大切です。

睡眠、入浴、ハーブ、アロマ、インナーケア。
できることから少しずつ取り入れて、自分の体と向き合っていきましょう。

穏やかに乗り越え、心も体も軽やかな毎日を過ごしていきましょう。

 

 



薬剤師 瀨野浦 央

株式会社 NISHIO PLANET

企画開発顧問

薬剤師 瀨野浦 央(せのうら ひろ)

株式会社 NISHIO PLANET

企画開発顧問

薬剤師 瀨野浦 央(せのうら ひろ)

疾患や緊急時など医薬品を必要とする場面は多く存在するのですが医薬品だけに頼るのではなく、普段の生活習慣の改善や管理も大切であると考えております。

美容や健康のために、薬学の知識、天然物や自然植物の力、本来体に備わる力を合わせ、年齢問わず安心してできるセルフケアの為の製品を提案していきたいと考えています。

経歴

  • 2018 年第一薬科大学卒業
  • 2019 年メディカルハーブコーディネーター資格取得
  • 2020 年ハーバルセラピスト資格取得
  • 2022 年~医師会准看護学校での薬理講師
  • 2024 年シニアハーバルセラピスト資格取得